1か月前の今頃は病院のベッドの上で地獄だった。
今まで感じたことがないくらい寒くて、痛くて、重くて、暑くて、辛くて、吐きそうで
入院して手術したことについてどこから書いていいのか、何を書けばいいのか、考えすぎて悩みすぎて、全然すすまない。
何回書いては消してしてるんだろう。
でも、今日書かないと、とにかく書こう
これだけは言える、健康に勝るものはない。
綺麗より難しく尊いのが健康。
健康以上に大切なことはない。
もうこれは私の中で絶対になった。
食べ物や生活に気をつけてもこれ。
いきなりみつかった病気。
元気なのに、私は病気だったんだ。
世間ではたいしたことがない病気なのかもしれない、確かに同じ病気の人は想像してた以上に多そうだ。
でも、本当に嫌だった。
ショックとか悲しいっていうより、むかついた。
食事はもちろん、適度な運動、毎日お風呂につかってよく寝ていたし、綺麗より健康にお金も気も使っていたのに。
どうして、病気?
今までの努力は一体なんだったんだ?????
本当苛ついた。
手術を受ける病院をどこにするのかも、自己責任。
決めたところで、その病気や先生が最高だなんて保証はない。
なんだこれは、この感じ、この気持ち、一体なに?????
なんだか自分のことじゃないみたいだ。
いきなり自分の主導権が外のものに奪われてしまうような、変な感じだ。
説明を聞いてもどこか自分のことと思えない、大切なことなのに、たいして質問することもなく、説明は聞き流し、治療が進んでく
言われた通りに病院に行き、注射を受けレントゲンやCTを取り、血を抜く。
これは現実か?
私は元気なのに。
なんで元気なのに、こんなことをしてるんだろう???
現実味がずっとなかった。
そして元気なまま入院し、元気なまま手術、目覚めると地獄。
大切にしていた体に傷跡が。
体の中はもちろん見えない、どうなってるんだろう?
どうして、こんな姿と辛さで大丈夫だなんて思えるんだろ????
あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーなんかもう無理だよ!!!
1番外側にある欲が消え、すべての感覚が自分に向く、ずっと自分に向いている。
重い、こわい、寒い、吐きそう、辛い、暑い、痛い、無理無理
寝よう、呼吸に意識を向けて寝る。
寝ても看護師さんのチェックで起きてしまう、あー寝かせてくれ、忘れたい、忘れさえてくれ
次の日もしんどい、寝かせてくれ。
どんだけ点滴するんだ、次から次へと点滴点滴点滴
これが簡単らくちんと言われている腹腔鏡での術後、まじでみんなウソつきだ。
手術した日と次の日のしんどさは過去最高。
本当世の中のブロガーの嘘つき!まじで手術はしんどいし、地獄。
元々元気でその病気以外なんの問題もなかったこともあり、その後は順調に回復していったんだけど、切ったところをみるたびに気分が落ち込む。
傷のことじゃない。
見えない体の中が不安。
合併症は大丈夫なのか。
なんでみんな医者を信用できるんだ?????????
そんなことばっかり考えてた。
いつもの必殺前向き思考は無理よ。
とくに私がかかった病院が入院してみたら適当すぎて不安になる要素が満載だったから。
いきなり痴漢に合うと思考が停止するみたいに、全く頭が回らない。
しんどいの度がすぎて薬だらけだと思考や感覚が正常じゃなくなる。
今だからこんなことを聞いておけばよかった、伝えておけばよかったって色々思い浮かぶけど、本当に無理だった。
人は想像もできない非日常な出来事が起きると、びっくりするくらい何もできないもの。
これは勉強になったこと!
なんかめっちゃ暗い話ばっかりしたけど、今はもう普通だし痛みもないどころか、手術する前より体が楽になったと思うし快適だ!
なぜか呼吸が深くなったし、うまく体のシステムが回りだしている気がする。
だから、今手術は問題なかったんだってやっと思える。
自分の感覚を信じる。
どんだけ気をつけても病気になる。
でも、普段健康に気をつけていたおかげで回復が早く順調。
ダメージは最小限に抑えたい。
だから今後も体を大切に健康第一なのは変わらない。
大切にしすぎることがないくらい大切な体。
そして、やっぱり家族や友達、周りの人を大切にしようって当たり前のことを思った。
みんなの優しさが本当に身に沁み、回復を助けてくれたと思う。
これは誰もが書いてるやつだけど、本当これだから。
病気をした時のため、辛い時のためじゃないけど、人と仲良くするのは生きる上で大切だ。本当にね
以上、手術後1か月の気持ちでした!
(ちなみに色々考えて今回は病名は言わないことにしたんだけど、めっちゃポピュラーな病気だし、本当今はいい感じだから心配しないでください)